株式会社 コミュニティ・アドバンテージ

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牛丼の吉野家がボーダレス化を進めています

デフレの象徴といわれていた牛丼業界。その元祖である吉野屋が「脱牛丼」「脱デフレ」を図っています。

昨年投入された「牛すき鍋膳」は昨年「1人鍋需要」や「目新しさ」 「(他業態と比較しての)お買い得感」等から大ヒット商品となりました。その効果は同時発売をした「チゲ鍋膳」と合わせて既存店前年比を10%以上押し上げました。
吉野家は2013年4月に牛丼の大幅値下げを実施、その結果既存店売上・客数がプラスで推移するようになりました。一方で、客単価は大きく落ちこみました。値下げ後しばらくしてから、売上・客数の増加もマイルドになったのですが、12月にその勢いが回復したことになります。売上増加率だけ見れば、値下げ後で最高なので、値上げよりも新商品のインパクトが大きかったということです。

また、記憶に新しい部分では、本年より一部店舗で居酒屋の展開は始めています。こちらも従来の店舗と比較し、客単価は1,000円~1,500円と高単価を維持し、夜間の売上を約40%向上させることに成功、今後最大400店まで拡大する方針があります。

元祖牛丼チェーンとして展開をしてきた吉野家ですが、近年では牛丼という核商品を残しながらも同一店舗内での他業態進出(ボーダレス化)し、昨年から本年は大きな実績を残しています。
飲食店に限らず小売店であっても、このような核商品を残したまま、新しい「使われ方」や「買われ方」を追求することにより、まだまだ売上伸長の余地は見出せるのではないでしょうか。

さて、本年は昨年比40円アップで同様の商品を10月29日より発売しました。昨年よりも1ヶ月程早い商品投入です。この結果がどのように出るか、吉野家の動きを注視していきたいと思います。


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