株式会社 コミュニティ・アドバンテージ

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空気清浄機は花粉症シーズンが最大の拡売期



今回は空気清浄機について検討します。空気清浄機は冬(新春)から春にかけて売れる商品です。その理由は花粉症のシーズンが始まるからです。ある民間調査会社のネット調査によると約30%の人が発症経験を持っているといいます。まさに国民病といえます。花粉症対策は外出時のマスク着用、帰宅時の家の中に持ち込まない工夫、とはいえ家の中に入り込むのは避けようがありません。そこで威力を発揮するのが空気清浄機です。難しい決線や設置工事がなく、LPガス会社の営業社員が取り組みやすい商材です。また、お客様も「電気店から買う」ということにこだわらない商品でもあります。

年間250万台程度の国内マーケット

空気清浄機は年間250万台程度の台数が国内で販売されています。そして世帯普及率は2015年3月末現在、42.3%になっています(内閣府「消費動向調査」)。おおよそ2世帯に1世帯がすでに保有していることになります。また100世帯当たりの保有台数は56.8台で複数台数を使用しているお客様は多くありません。同じ中型家電で、前回取り上げたジャー炊飯器とは普及・所有形態が異なっています。ジャー炊飯器はどこのご家庭でも保有しているのに対して、空気清浄機は必要なお客様が購入している商品なのです。今後は新製品への買替え需要、そして複数台数(複数部屋)私用への買い増し需要の増加が期待されます。

地方により異なる花粉の飛散時期

関東地区でスギ花粉の飛散量が増えるのは2~3月、特に2月中旬から3月上旬頃にピークになります。花粉症の症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりです。そしてその症状は花粉の飛散量が多くなるに従って重くなります。スギ花粉の飛散量がピークを過ぎた辺りに今度はヒノキの花粉の飛散量が増加します。そして関東地区では4月上旬から中旬頃にピークを迎えます。双方の花粉症のお客様はかなりの期間、花粉症に悩まされることになります。2015年春のスギ・ヒノキ・シラカバ(北海道)の花粉飛散予測は日本気象協会のホームページに掲載されているので確認しておくことをお勧めします。2015年は「スギ花粉の飛散開始は、例年より早いところが多い」、そして「前年の花粉の飛散量が少なかった北陸・関東甲信・東北地方では前年の2~3倍になる」と予測しています。今年は(地区により)花粉の飛散量が多い年といえます。

買い替えと買い増し需要が多い空気清浄機

空気清浄機の新規需要もありますが、市場全体では買い替え・買い増し需要の構成比が高いという特徴があります。ほとんどの家電品の買い替え理由は「故障」が半数以上を占めていますが、こと空気清浄機に関してはある地域家電店の話しでは「買い替えや買い増しが多い」ということです。買替え需要の裏付けになっているのが最近の新製品の機能・性能の向上で、買い増し需要はリビングと寝室あるいは子供部屋といった複数の生活空間で同時使用を挙げることができます。LPガス会社の取り組みでも「故障」を軸に販売活動を展開することは否現実的です。「故障」しているお客様を探しているうちに花粉症シーズンは終わってしまいます。買い替えや買い増し需要の開拓に取り組みましょう。

花粉情報の話題ならお客様に抵抗感は余り感じない

お客様を訪問して他ほど抵抗感はありませんが、花粉症という「病気」を切り口に話題を展開することに抵抗感があるなら、「花粉症」ではなく「花粉」から入ることをお勧めします。仮に仮に会社が関東地区にあるなら「(日本気象協会の予測では)今年の冬(春)の花粉の飛散量は去年の倍とか3倍だそうですね」「花粉の飛散量と花粉症の症状は比例しているそうですね」「ご家族でどなたか、花粉症の方はいらっしゃいますか」、お客様の反応を確かめながら対話を発展させます。最近の空気清浄機は従来機種に比較すると機能・性能が一段と充実しています。

加湿機能はウィルス対策にもなる

花粉症シーズンは同時に風邪・インフルエンザの流行期と重なります。インフルエンザウィルスは乾燥した環境下で活動が活性化するという特性があります。冬にインフルエンザが流行するのは、空気が乾燥しているからです。エアコン暖房は室内の結露を防ぎ、カビ・ダニの発生を抑制する半面、適度に加湿しないと室内の空気が乾燥してしまいます。ウィルスやのど対策として加湿器を使用しているご家庭も少なくありません。最近の空気清浄機は加湿機能を搭載している機種が増加しています。この機能を組み込んで「いま(リビングで)ご使用中の空気清浄機は寝室に、そしてエアコン暖房のリビングには乾燥対策を兼ねて新製品を」といった提案もできます。「リビングは帰宅した時、衣類や毛髪などに付着した花粉、寝室は布団を干した時などに侵入した花粉が入りこみます。両方のお部屋で使用するのが理想です」といった提案も付け加えます。

空気清浄機能も一段と充実しました

このところ、空気汚染で問題になっているのがPM2.5。その微小性から吸引すると肺の奥まで入り込みます。そのPM2.5の除去ができる機種もあります。また空気中の各種有害物質の捕捉率の向上、運転音の低下、デザインの一新などセールスポイントが増えています。空気清浄機は集中取組みに適した商品です。この冬(新春)から春、キャンペーンを企画してみませんか。